MFP-3D AFM/SPM対応のAM-FMモードは、タッピングモードの特長と利点をナノメカニカル特性(力学物性)マッピングに取り入れたものです。通常のタッピングモードは、サンプルへのダメージを極力抑えた状態で、高分解能の形状像(トポグラフィ)を提供しますが、一方、セカンドモードから得られる共振は、材料の貯蔵弾性率および損失弾性率、また、探針-サンプル間のエネルギー損失を定量的に推定するために解析されます。
高速フォースマッピング(Force-distance curve mapping)モードは、高速(最大300 Hz)のピクセルレートでフォースカーブ(力-距離曲線)を測定し、イメージ内で全フォースカーブを取得します。解析モデルをリアルタイムおよびオフラインで適用できます。(MFP-3D Infinityのみ対応)
MFP-3D AFM/SPM 用のコンタクト共振粘弾性マッピングモード (Contact Resonance Viscoelastic Mapping Mode) は、約1 GPa〜300 GPaの弾性率を有する材料に適しており、弾性および粘弾性ダンピングの両方を定量的にマッピングします。Dual AC™ 共振トラッキング (Dual AC Resonance…
MFP-3D AFM/SPM 原子間力顕微鏡ファミリー用の、シリコン製微細加工プローブとSThMプローブホルダを使うことで、従来のWollastonワイヤプローブに比べて高分解能な温度・熱伝導率の単点およびマッピング測定が可能となります。