ナノプローブテクノロジー第167委員会
AFMロードマップ
オックスフォード・インストゥルメンツ㈱アサイラム・リサーチ事業部はナノプローブテクノロジー第167委員会を会員企業として支援をしています。以下では167委員会が策定している「走査型プローブ顕微鏡のロードマップ」を抜粋してご紹介します。167委員会とは日本学術振興会(JSPS)の設置する産学協力研究委員会の1つであり、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の基礎・応用技術の組織的発展を目標に活動しています。

原子間力顕微鏡のロードマップ

    1. 背景
    2. 空気中で動作する原子間力顕微鏡の技術動向
    3. 表面電位測定における技術動向
    4. エネルギー散逸測定に関する技術動向
    5. 超高真空・極低温環境で動作する原子間力顕微鏡の技術動向
    6. 未来予測
 (公開日 2017/5/16)
 (著者 大阪大学大学院工学研究科 菅原康弘先生)
  詳細はこちら(外部サイト)

AFMによる細胞力学計測のロードマップ

    1. はじめに
    2. 細胞の力学計測法
    3. 細胞の弾性率
    4. 細胞レオロジーのイメージング
    5. 細胞力学物性の網羅計測
    6. がん細胞の力学
    7. 単一細胞から生体組織へ
 (公開日 2017/8/3)
 (著者 北海道大学大学院情報科学研究科 岡嶋孝治先生)
  詳細はこちら(外部サイト)

AFMによる弾性計測ロードマップ

    1. はじめに
    2. 試料変形
    3. 弾性接触
    4. 凝着接触
    5. ナノ触診法の実例紹介
 (公開日 2012/3/22)
 (文責 東北大学原子分子材料科学高等研究機構 中嶋健先生)
  詳細はこちら(外部サイト)

高速バイオSPMイメージングのロードマップ

    1. はじめに
    2. 高速AFMが必要とされた理由
    3. 高速AFMを実現した技術と現在の性能
    4. 生命科学が求める高速SPM
    5. SPM装置開発とバイオSPMイメージング研究のロードマップ
      1. 高速AFMと分離精製された生体分子のダイナミクス観察
      2. 液中周波数変調高速AFMと超解像観察
      3. 高速AFMによる細胞やオルガネラのダイナミクス観察
      4. 背の高い試料の高速イメージングに適したHopping-mode高速AFM
      5. 真核細胞上の分子プロセスを観察可能とする非接触高速SPM
      6. 細胞内で起こる動的現象の観察を可能にする高速SPM
    6. おわりに
 (公開日 2012/5/29)
 (著者 金沢大学理工研究域数物科学系 安藤敏夫先生)
  詳細はこちら(外部サイト)

磁性SPMに関するロードマップ

    1. はじめに
    2. パターンドメディアにおける微小マグネティクス
    3. 磁性SPMの動向
    4. MFM関連技術による高分解能化
    5. 2020年までのロードマップ
 (公開日 2013/6/24)
 (著者 群馬大学大学院工学研究科 保坂純男先生)
  詳細はこちら(外部サイト)

走査型プローブ顕微鏡の国際標準化ロードマップ

    1. SPM標準化の背景
      1. 先駆的時代からSTM発明まで
      2. 多様なSPMの派生と市場の形成
      3. プレ標準化研究の展開
      4. 国際的な工業標準化への展開
    2. ISO/TC201におけるSPM標準化の展開
      1. 標準化のための組織
      2. 最初の工程表と用語の標準化
      3. データ転送フォーマットの標準化
      4. 近接場光顕微鏡における標準化
    3. 測長とナノ形状評価のための標準化
      1. 幾何学量の定量計測と測定システムの校正
      2. ドリフトの定量的評価と校正
      3. 探針形状効果の測定と補正
    4. 今後のSPM標準化の展望
 (公開日 2012/9/12)
 (著者 物質・材料研究機構 先端的共通技術部門 藤田大介先生)
  詳細はこちら(外部サイト)