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Asylum Research ウェビナー:AFMによるポリマーのキャラクタリゼーションにおける新たな進歩

 

概要

基本的な研究の原理の調査や、特定の製品のエンジニアリングなど、原子間力顕微鏡(AFM)は、ポリマーやポリマーブレンドを評価するための重要な測定機器です。その空間分解能により、サブマイクロメートル、サブナノメートルの形態や構造を視覚化できます。しかしながら最近の進歩により、AFMはポリマーの物理的特性や機能的挙動についても、微小な長さスケールで測定できるようになりました。おなじみの形状像に加えて、AFMは分子レベルの力のプロービングや、機械的・熱的・電気的特性のマッピング、溶媒と熱の影響のリアルタイムに近い評価が可能です。このウェビナーでは、ポリマーのキャラクタリゼーションのためのAFMの強力な機能について概要を解説し、また、下記について説明します。

  • 液中や高温下においても、形状の高速イメージングを実現するAFMメソッド
  • 粘弾性測定の近年の進歩
  • ゴムブレンドのナノメカニカルマッピング
  • 電気的・機能的挙動をプローブするためのAFM技術

 

講師紹介

Dr. Donna Hurleyは、AFM測定技術および、それらの材料科学への応用におけるコンサルタントです。 2014年まで、National Institute of Standards and Technologyのsenior scientist。この研究所でチームを率いて、材料のナノメカニカルマッピングのための接触共鳴AFM技術を開発・適用。University of Illinois at Urbana-ChampaignにてPh.D. in Condensed Matter Physicsを取得。

Dr. Anna Kepas-Suwaraは、2008年、Senior Materials ScientistとしてTARRCのAdvanced Material and Product Development Unitに参加。それ以来、ゴムコンパウンドのAFMおよびナノインデンテーションの研究に携わる。研究テーマは、歪み下における材料構造の可視化、ポリマーにおける緩和現象、ポリマーおよびポリマーブレンドのナノメカニカルマッピング。2007年、University of Wroclaw (Poland)にてPh.D. in Physical and Theoretical Chemistryを取得。

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