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AFM (原子間力顕微鏡) を用いた化粧品分野の分析例

化粧品・パーソナルケア産業は、スキンケア、ボディケア、オーラルケア、サンケア、ヘアケア、メーキャップおよび香水の7つの主要カテゴリーに特化した数十億ドル規模のビジネスです。化粧品メーカーは、製品の品質と安全性を向上させるために、現在の処方と成分を評価し続けています。化粧品の研究開発者は、化学組成や表面化学、形状観察、凝着力測定、ナノメカニクス測定など、化粧品を構成するあらゆる側面を研究するために多くの分析ツールを必要としています。さらに、細胞、組織、皮膚と、それら化合物の適合性や毒性も評価する必要があります。

AFMは、表面特性評価およびナノメカニクスツールとして、これら材料の基礎研究において重要な役割を果たしています。具体的には、AFM は粒子の分析、タンパク質構造、毛髪の構造と硬さ、界面活性剤の有効性、生細胞・組織・皮膚のナノメカニカル測定に使用されています。AFMによる測定のメリットには、高解像度の形状観察、特定の液体中や適切な温度といった適切な環境におけるイメージング、液交換による動的な変化の観察、1 フレーム/秒 (最大45 フレーム/秒) といった高速イメージング、ナノメカニクス特性評価解析が挙げられます。

このアプリケーションノートでは、AFMが最も使用されている次の2つの分野について解説しています。

  • 毛髪の形態とナノメカニクス
  • 界面活性剤の高速・動的研究
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PDF表紙:アサイラム・リサーチの AFM を用いた化粧品分野の分析例のアプリケーションノート