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アディティブ・マニュファクチャリング(AM)における原子間力顕微鏡(AFM)の応用

3Dプリンティングとして知られるアディティブ・マニュファクチャリングは、かつてはプロトタイプ部品の製造にのみ適していると考えられていましたが、現在は機能部品の製造にも応用されつつあります。近年の進歩により、アディティブ・マニュファクチャリングは従来の成形技術に比べてスクラップや廃棄物が少なく、軽量なプラスチック部品を製造できることから、将来有望な製造方法とされています。とはいえ、このプロセスで製造された部品の強度やその他の性能特性はまだ劣ることが多く、予測は困難です。

原子間力顕微鏡(AFM) は、これまでポリマー(高分子)やポリマー加工法の研究に長年用いられてきました。現在ではアディティブ・マニュファクチャリングに応用され、このプロセスで製造される部品において、ナノスケールやマイクロスケールでの形態や機械的特性と、マクロな特性との関連性の調査に使用されています。

このアプリケーションノートでは、以下について解説しています:

  • ポリマー材料から成る部品のアディティブ・マニュファクチャリングおける現在の課題
  • AFMを用いたポリマーのフィラーや添加剤の特性評価および識別法
  • AFMを用いてビルド層間の界面特性を調べる方法
  • AFMを用いた傾斜機能材料を製造するための新技術の開発方法
  • ポリマーに関する有用な情報がより簡単に得られるアサイラム・リサーチAFMの進歩について
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    アプリケーションノート:アディティブ・マニュファクチャリング(AM)における原子間力顕微鏡(AFM)の応用